花咲舞が黙ってない第5話が放送されました。
第4回の放送終わりに見せた「半沢直樹」の正体はなんとあの人でした。
今回は第5話の感想をお届けしたいと思います。
花咲舞が黙ってないとは
東京第一銀行の支店統括部臨店班の花咲舞が同じく臨店班の上司である相馬健とコンビを組んで、臨店先の支店に赴き、支店内で起きた不祥事を解決していくドラマ。2014年の第1期目のドラマ化から続き、今回で3期目になる。
解決していく過程で繰り広げられる、不祥事の原因となった人の弱い部分や銀行内部の悪しき習慣について、花咲舞が上司である相馬健や銀行内部の人間に、面と向かって異を唱えるシーンが見どころ。理不尽なことに対して物を言うことが出来ない現代社会人のフラストレーション解消になっている。
中でも花咲舞が不祥事の犯人に対して言い放つ、決め台詞の「お言葉を返すようですが!」、「黙りません!」というセリフが視聴者の共感を呼び、人気となっている。
原作は「下町ロケット」や「ロスジェネの逆襲」で人気を博した池井戸潤。
ちなみにこれまで池井戸潤の作品の中で、ドラマ化された原作の数は16以上にもなる。
以下の表がドラマ化された原作一覧表である。
原作 | ドラマ化 | |
果つる底なき | 1998年 | 2000年 |
ようこそ、我が家へ | 2013年 | 2015年 |
空飛ぶタイヤ | 2006年 | 2009年 |
下町ロケット | 2010年~2018年 | 2011年、2015年、2018年 |
株価暴落 | 2004年 | 2014年 |
アキラとあきら | 2017年 | 2017年 |
鉄の骨 | 2009年 | 2010年、2020年 |
シャイロックの子供たち | 2006年 | 2022年 |
七つの会議 | 2012年 | 2013年 |
半沢直樹 | 2004年~2020年 | 2013年、2020年 |
ルーズヴェルト・ゲーム | 2012年 | 2014年 |
陸王 | 2016年 | 2017年 |
ノーサイド・ゲーム | 2019年 | 2019年 |
民王 | 2010年 | 2015年 |
ハヤブサ消防団 | 2022年 | 2023年 |
花咲舞が黙ってない | 2004年~2016年 | 2014年、2015年、2024年 |
人物紹介:花咲舞
東京第一銀行赤坂支店と中野支店で窓口係として勤務していたが、突然臨店班への異動を命じられる。
異動先では上司である相馬健とコンビを組んで仕事に取り組むが、正義感が強く、相手が誰であっても追及する性格のせいで、臨店班の中では邪魔者扱いにされることがある。
花咲舞は女優の今田美桜が演じる今回の主役。第1期と第2期では女優の杏が務めていたが、今回は今田美桜が起用された。
人物紹介:相馬健
東京第一銀行中野支店に勤務していたところ、臨店班へ異動となる。
過去に上司からの嫌がらせがきっかけで、出世コースから外れたため、臨店班に異動してからは、何事に対しても波風を立てないように仕事をしている。しかし、同じく臨店班に異動してきた花咲舞の影響で、その心境に変化が見られるようになり、考えが変わっていく。
俳優の山本耕史が演じる。第1期と第2期は俳優の上川隆也が務めていた。
第5話のあらすじ
臨店先は眠山支店。眠山支店が営業する地域は豊かな温泉資源を活かした観光業が中心で、白鷺亭という旅館を中心に地域の飲食店が、一丸となって町興しに取り組む。
しかし、少子高齢化による人口減少に歯止めが効かず、外個人観光客のインバウンド需要も取り込めない現状に、街は衰退の一途をたどっていた。
そこで現状を打破するために、白鷺亭の八坂社長は旅館を改築するための費用として、5億円の融資を眠山支店に相談する。
半沢直樹の予想
前回の第4話では産業中央銀行「半沢直樹」と書かれた名刺を持つ人物が映されていました。
その人物は誰なのか?SNS上では様々な予想が飛び交っていました。
半沢直樹?まさか堺さん?
後姿が別人。誰か違う俳優じゃない。
半沢直樹はやっぱり堺雅人だろ
誰であってもこの演出はガチで嬉しい!
さて「半沢直樹」とはいったい誰なのか。その正体を明かしていきます。
※ここから先はネタバレを含みます。ご注意ください。
半沢直樹の正体はあの俳優
白鷺亭で融資計画が順調に進んでいることに安堵した花咲舞と相馬健の二人。そこに白鷺亭の八坂社長から融資の計画をやめたいといった内容の電話がかかってくる。
時は少し遡り、花咲舞が提案した「泊宿分離」に期待をふくらませる八坂社長のもとに産業中央銀行の担当者が来店。
八坂社長とあいさつを交わす担当者の名刺には産業中央銀行「半沢直樹」の名前が・・・
その男の正体とは・・・なんと「劇団ひとり」さんでした!
これは意外でした。
全く誰も予想できなかったのではないでしょうか。まさか劇団ひとりさんとは。
キャスティングの理由は公にされていませんが、プロデューサーや原作者と何かつながりがあったのかなと思います。
ひとつは「作家つながり」。劇団ひとりさんも原作者の池井戸潤さんも同じ作家として活躍されています。
そこで何か縁があって今回の起用になった可能性もあるかもしれません。
例えば、劇団ひとりさんの「そのノブは心の扉」と池井戸潤さんの「ロスジェネの逆襲」などの作品は文春文庫で出版されています。
同じ出版社なので、なんらかのキッカケで面識があった可能性もあります。
意外な共通点
第5話の終わりでは、産業中央銀行のやり方や東京第一銀行の昇仙峡玲子に憤慨していた花咲舞をみて、叔父の花咲建が、「二人は意外と似た者同士かもしれないぞ」と言う。この発言に対して花咲舞は即拒否するが、最後のシーンで花咲舞と昇仙峡玲子が「むかつく~」とシンクロして言う場面があった。
二人とも負けず嫌いで、正義感が強いんでしょうね。
昇仙峡玲子も立場上、感情的になれないけど根本的なところは花咲舞と共通してそうな感じがしました。
最後に
今回の記事をまとめると以下のような内容になります。
この記事はこれで以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。