わくわく
昨日楽しみにしていたマンガが発売されました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘さんが月刊少年ガンガンにて連載中の大人気漫画「黄泉のツガイ」!
この第7巻が5月11日に全国の書店で発売されました!
待ち遠しかった・・・やっと続きが読めるんだ。この漫画は登場人物の心理がかなりリアルに描写されていて、読めば読む程にその世界に引き込まれていくんですよね。
「鋼の錬金術師」からファンになった自分としては、荒川先生の新作が出るたびに速攻で買って読んでいます。
「荒川先生のマンガはすべてにおいて優先する」この理念を憲法のように遵守する自分がいます。
黄泉のツガイとは
「東村」と呼ばれる、とある村で、日の出を境に夜と昼に男女の双子が生まれた。その双子は「封」と「解」という特別な力を有する資格を持ち、周りの人間が双子を巡って争うことから、双子が生まれた時代は世が割れると言われている。
その東村で生まれた男の子「ユル」を狙う者たちが「ツガイ」という特殊な能力を用いて村を襲撃し、村人のほとんどを虐殺した。その中にはユルの双子である「アサ」も含まれており、ユルはアサが偽者だったことを知る。
ユルは東村の守り神であるツガイの「左右様」と一緒に、本物のアサと両親を探すために東村を出る。
主な登場人物①ユル
東村で夜に生まれた16歳の男の子。妹思いの兄で「封」の能力を有する資格を持つ。実直でまじめな性格だが、熱くなりすぎて周りが見えなくなるときがある。
狩猟を生業としていたため、弓や鉈の腕前は一流でツガイ使いにも果敢に立ち向かっていく度胸をもっている。
他にも殺気を感知するのが得意。ただし殺気のない相手に対してはガードが甘く、後手になることがある。
主な登場人物➁アサ
東村で昼に生まれた16歳の女の子。「解」の能力を有する。兄であるユルのことが大好きで、ユルの姿を見ただけで「兄様ー!」と叫んだり、ユルに会うだけで抱きしめようとする。
アサは村を出た後、影森家に保護されてそのまま居候している。影森家にいるツガイ使いの女の子「ガブちゃん」と仲良し。
影森家に保護されているときに一度、誘拐犯にさらわれる事件が起きて、アサは殺されてしまう。その時に「解」の能力を得て蘇った。
主な登場人物③左右様
東村の入口にある二体の石像で「左様」「右様」と呼ばれている。400年以上も前から東村の石像として存在している。
左様も右様も鬼のような出で立ちで、額に角が生えており筋肉隆々な風貌である。
左様は好戦的な性格で女性のような体型をしており、右様は温和な性格で男性のような体型をしている。
二人とも肉弾戦を得意としており、これといった特殊能力はまだ披露されてない。
第7巻あらすじ
新郷たちに人質として囚われていた偽物のアサは、ユルに助けてもらうために東村独特の救難信号を出していた。そこに駆け付けたのは本物のアサで、アサは二人を救出する。
同時にユルとデラも到着するが、人質が無事救出されたと知り、再び左右様が戦っている物流倉庫へ向かう。
一方、物流倉庫で激しい戦いを繰り広げる左右様と与謝野イワンだが、ユルとデラが左右様の加勢に来たことによって一気に形成が不利になり、ユルの気を逸らすために両親の死の真相を打ち明ける。
この本を読んだ読者からはこんな声がありました。
イワン、反則級に強い!!
ユルとアサ、二人ともツンデレで、やっぱり兄妹
上手いなあ。ズルいなあ。そう感じた。
黄泉のツガイ、ほんとずっとおもしろいな。
ここから先はネタバレを含みます。ご注意ください。
与謝野イワンの能力は精気を吸い取る
ユル達に追い詰められた与謝野イワンはツガイの片割れ「大凶」を自らの首にあてて刃を差し込む。すると左様に刺さっていたもう一つの片割れ「小凶」が反応し、与謝野イワンの体に変化が起こる。
ユルの攻撃で足に傷を負っていたはずなのに、何事もないかのように回復し、デラが放ったライフル銃の弾丸を刀で弾き飛ばすなど超人的な動きを見せる。
この与謝野イワンの動きに対してデラはツガイの能力を「左さんがダウンして、チカン野郎が元気になったって事は、エネルギー置き換え系か?」と予想する。
あらたな勢力「西の村」
ユル達との戦闘から離脱した与謝野イワンは峰山という女性と合流し、一連の経緯を報告する。
峰山は何の収穫も得られなかったことに言及するが、与謝野イワンは「またそのうち会える」と言い切る。
そして峰山は脅迫まがいにイワンの死体を「西の村」に持ち帰るのはごめんだと言う。
告白
アサに救出されて異次元空間に飛ばされた偽物のアサ。そこにユルとアサ、ダンジがやってきて、今までユルをだましていたことを謝る。
偽物のアサは「キリ」という名前で、アサに化けていた経緯を告白する。
第8巻
第8巻の予告には若き日の影森ゴンゾウとアスマの母。そして、影森家の兄弟たちの思惑。
見出しは「明かされる影森ゴンゾウとアスマの母との出会い」、「裏切者は”兄弟”だった」
最後に
今回もいろいろ新事実が発覚して、興奮が抑えきれませんでした。
特に与謝野イワンが両親の仇だと告白して、ユルが感情をぐっと堪える場面。あれは大人でもなかなかできないことだと思います。
つい感情的になって行動してしまいがちですが、さすがユル!己の制御ができるようになってます。
アサにイワンのことを話した時も、アサが感情的になるのをすかさずフォローし、兄としての模範を示しています。
そして物語は影森家の内情へと続きます。続きが楽しみです。
あ、あと恒例の4コマも笑いました。アサが一生懸命、缶ジュースを開ける姿が面白かったです。
今回の記事をまとめると以下のような内容になります。
この記事はこれで以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。